これから幼稚園の入園を控えているという子供も多いことでしょう。
このような子どもを持つ親は、幼稚園の入園前に、どのような準備をしておけばよいのかと悩んでしまうこともあるかもしれません。
入園後はこれまでとは全く違う環境や生活になる為、子供だけではなく、保護者である親も一緒に戸惑うなど、慌ててしまったりすることも数多くあることが予想されます。
特に生活習慣については、1週間や2週間ほどですぐに身につくわけではなく、入園間近になって慌てることのないように、できるだけ早い段階で子供のしつけ、また生活において準備することなどをしっかりと頭に入れておく必要があります。
早い段階からこのようなことをしっかりと準備しておくことにより、有意義な幼稚園生活を送ることにもつながります。
生活準備を始める
子供の入園を控えると、親は入園グッズの準備ばかりに気を取られてしまうかもしれませんが、それよりも早めに始めなければならないのが生活準備と言えます。
生活準備とはつまりは日頃の生活習慣のことを指していて、早寝早起き、おむつはずれなどがこれに該当します。
これらのトレーニングは、入園前に少し行ったからといってすぐに身につくものではありません。
幼稚園などの説明会に行くと、最低限これだけはできるように準備をして欲しいということを説明されることもあるでしょう。
これらはもちろん強制的なことではありませんが、できるだけ良い生活を送っていくためにも、少しでもできた方が良いのは当たり前のことです。
間近になって慌てないようにする為にも、早い段階で準備を始めるようにしましょう。
自分の名前を正しく言えるかどうか
準備の一つ目に挙げられることは、自分の名前を正しく言えるかどうかです。
下の名前はしっかりとわかっている子どもが多いかもしれませんが、自分の苗字がわからない子は意外にも多いものです。
普段の生活において、子供に対しフルネームで呼ぶ機会はそれほどありません。
日常生活の中から学んでいくため、普段呼ばれない苗字で呼ばれた場合には、自分のことを呼ばれていると理解できなくなってしまいます。
場合によってはクラスに同じ名前の友達や、似た名前の友達がいるかもしれません。
このような子と区別するためにフルネームで呼ばれることもあるものです。
自分の名前をフルネームでしっかりと覚えさせることを、まずは始めましょう。
規則正しい生活を送る
そして二つ目には規則正しい生活を送ることです。
朝遅くまでゆっくりと寝かせてあげる生活をしている人もいるかもしれません。
確かに子供が遅くまで寝ていれば、家事がはかどったり、自分の時間をとれるので寝かせてあげたいと思う人も多いでしょう。
しかし通園するようになると、このようにゆっくりと寝かせてあげることはできなくなります。
登園時間に間に合うように早起きさせるためにも、まずは夜早く寝ることから始めましょう。
大人にも言えることですが、寝不足が続くとかなり辛くなります。
これは子供にも同じようなことが言え、寝る時間が遅いままに早起きをさせてしまうと、体には大きな負担がかかります。
このようなことから少しずつ調整していくようにしましょう。
起きる時間が遅くなってしまうと、食事の時間などもどんどんずれてしまう為、少しずつ元に戻していくのが良さそうです。
しっかりと挨拶ができるようにしておく
そして三つ目にはしっかりと挨拶ができるようにしておくことです。
挨拶は大人でも非常に重要なことであり、人間と人間のコミュニケーションにおいて非常に重要です。
「おはよう」「こんにちは」をはじめとし、「ありがとう」「ごめんなさい」などというように、臨機応変にその場にあった挨拶ができるように、しっかりと練習をしておきましょう。
なかには家では上手にも言えるのにも関わらず、外に出ると全く言えなくなってしまうという子供も見られます。
買い物に行った時、また公園に遊びに行った時などに、ありがとうなどから少しずつ言えるようになると良いでしょう。
家族以外の人とも交流する機会を少しずつ増やすことで、このような挨拶にもなれることができます。
排泄が一人で出来るかどうか
そして四つ目は排泄が一人で出来るかどうかです。
入園準備においてトイレの心配をしている親は多いかもしれません。
場合によっては焦って子供を怒ってしまう人も多いかもしれませんが、これはトイレトレーニングの進行を妨げてしまいます。
意外にも見落としがちかもしれませんが、和式と洋式のどちらも使えるかどうかも意識しておきましょう。
近年では洋式だけという園も多く見られますが、洋式と和式の両方があるのがほとんどです。
場合によっては古い園となると和式しかないというケースもあるかもしれません。
これは小学校でも同じようなことが言えるため、両方できるように練習しておくことが大切です。
男の子の場合には立って排泄をすること、ズボンや下着を全部おろさなくてもできるように練習しておくことが求められます。
まとめ
これらはほんの一部分のことであり、その他にも洋服や靴の着脱、ご飯がしっかりと食べられるかなどもあります。
日頃の生活の中から、少しずつ意識していきましょう。
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幼稚園設計
最終更新日 2025年7月8日 by luizmon