1)子供たちの生存を助けるための支援が必要な国がある

ユニセフは日本でも歴史が長く、全国的な知名度があります。

世界中の子どもたちの命と健康を守る支援活動を行っていますが、国連本部からの財政支援は受けず個人や民間からの募金と政府の拠出金で成り立っています。

日本のユニセフ協会は、民間からの募金を広く募るために1955年に設立されています。

ユニセフの活動分野は広く、支援がなかなか届かない子どもを最優先にケアします。

活動でよく知られているのが保健活動です。

世界では赤ちゃんのうちに死んでしまう子どもが540万人もいます。

清潔で安全な水とワクチンがあれば、赤ちゃんを救うことができます。

すべての子ども達が十分なケアを受けて成長できるように、清潔な環境と安全な水を提供しています。

子どもたちを取り巻く環境は国によって異なります。

5歳未満の子どもの死亡率が最も高い地域はサハラ以南のアフリカです。

世界の高所得国の平均と比べると、14倍も高い数字が出ています。

長引く紛争で栄養が足りない母親から生まれた赤ちゃんは、命の危険にさらされています。

年間250万人の赤ちゃんは、生まれて1ヶ月未満で命を失います。

日本は赤ちゃんにとって最も安全な国だといわれます。

世界一危険な国と日本を比べると、命の格差が約50倍もあります。

新生児が志望する最大要因は早産です。

赤ちゃんが生まれる前の健診と栄養剤があれば、早産のリスクを減らすことができます。

清潔な器材や水を使った安全な分娩を行うことで、敗血症や破傷風を防ぎます。

生まれてから1時間以内に授乳を開始することで生存率が4割も上がります。

新生児期に適切なケアを受けることで、赤ちゃんの生存率が大幅にアップします。

2)ユニセフが支援していることとは

教育は人間にとって基本的人権のひとつですが、世界には小学校にも通えない子どもたちがいます。

特に女の子は教育において差別を受けることが多いです。

ユニセフでは全ての子どもに質の高い教育を提供するために教育支援を続けています。

弱い立場の子どもは暴力や搾取、虐待から守る必要があります。

世界では3億人の子どもが暴力や搾取、虐待の危険と隣合せで生きています。

世界的な問題になっているのが児童労働です。

幼い子どもでも様々な形態で働かされているケースがあります。

過酷な児童労働は子どもの権利と健康を侵害します。

貧困が連鎖することは、国の安定や経済にも影響を及ぼします。

児童労働は子どもから教育の機会を奪っています。

6月12日は児童労働反対世界デーになっています。

児童労働反対世界デーは、国際労働機関により定められたものです。

1946年に誕生したユニセフの最初の仕事は子どもたちに対する人道支援です。

戦争が起きると多くの子どもが家族と家を失います。

現在でも紛争や災害に巻き込まれて心身が傷付いている子どもは多いです。

創設以来どのような厳しい状況であっても子どもの命と権利を守るために活動を続け、様々な支援を行っています。

世界的なネットワークがあり、支援物質はコペンハーゲンにある物資供給センターなど各地の供給場所から迅速に配送されます。

緊急事態はスピードが重要で、食料など必要な物資が早く届くほど健康に対するリスクが低くなります。

ニーズに合わせてスピーディーに届けられる物流システムは、緊急事態下において大切な役割を担っています。

日本からも多くの支援があり、世界中の子どもに様々な支援を届けることができています。

3)支援することの様々な方法

ユニセフに興味を持ち支援することを考えている場合は、様々な方法で支援することができます。

毎月一定額を自動で引き落とすマンスリーサポートプログラムを利用すると、長期的な支援可能です。

パソコンやスマートフォンなどの端末から簡単に申し込めるインターネット募金も人気を集めています。

募金はクレジットカードで支払うこともコンビニで支払うこともできます。

インターネットバンキングや電子マネーも利用可能です。

ソフトバンクのスマートフォンを利用している場合は簡単に寄付することができます。

海外旅行に行ったときに外国コインを持ち帰ることありますが、外国コインは募金にも使えます。

国内の主要空港には専用募金箱を設置しています。

ウォーキングに参加することで世界の子どもを支援できる画期的なスポーツイベントもあります。

 日本では企業からの寄付も多く、2017年度は13億円以上の寄付が寄せられています。 

支援物資を途上国の子どもたちに届けられる支援ギフトもあります。

治療用ミルクや毛布などの支援物質を指定するだけで、子どもたちにギフトが届きます。

世界的な大女優やコメディアン、スポーツ選手など有名セレブが親善大使になっていることは有名です。

オードリー・ヘップバーンは特に有名で、公式ホームページではオードリーが親善大使として各国を廻った活動の様子をスライドショーで見ることができます。

ホームページは充実したコンテンツがあり、支援についての知識が深まります。

世界で支援活動を続ける日本人スタッフの現地最新レポートも好評です。

最終更新日 2025年7月8日 by luizmon

投稿者 luizmon