◆お金の価値と純金の価値を考えてみる

コツコツと投資を考えるというのであれば、純金積立を考えて見た方が良いかもしれません。

というのは、この方法は極めて安全に投資をすることが出来る方法という事になるからです。

ある意味では貯金よりも安全性という意味では高いかもしれません。

というのは、貯金を安全な資産運用と考える人も少なくはありませんが、全くリスクがないという事では無いのです。

むしろ、かなりの高リスクな資産運用方法というようになる事も少なくはありません。

というのは、貯金のみを資産運用で行っている人は、お金の価値が無くなる事はないというように考えているからだと言えます。

ですが、お金の価値も常に変動しているというのは今の世の中では常識ですし、その価値が暴落するという事もあるという事は、過去の人類の歴史が証明しているといって良いでしょう。

ハイパーインフレというような事もその一つですし、こうした事を考えれば、貯金というのが実はとんでもなくリスキーな運用方法だという事も知っておかなければなりません。

何しろ自分のお金であるにも関わらずに、そのお金を引き出す時には手数料を取られたり、更には一日の引き出し額が制限されるというような事までになってしまうビックリの事になる物であるという事を考えておく必要があります。

昔であれば、貯金は利息が付くという事がありましたから、手数料などのある程度の不都合は仕方なく認めるという事も考えて良いかもしれませんが、最近は利息すらありませんから、銀行に預けても盗難防止の価値ぐらいしかないという事になってしまっています。

それでいて、自分の引き出したい時に引き出せなかったり、手数料を取られるという事で、わざわざ自分の資産を減らしてしまっているという事も無いわけではありません。

株式会社ゴールドリンクなどが販売する金に投資をするということになれば、その価値がゼロになるという事はありません。

勿論、価値が減って損をするという事も考えられるのですが、金はこれから価値が上がる可能性が高いというように考えられてもいるという事も魅力だと言えるでしょう。

というのは、世界的に爆発的に人口が増えるという世界レベルでの人口増が考えられるという事があるからです。

◆人口増加が金の需要を増やす

日本はこれから人口が減少するとも考えられているのですが、世界は全く日本とは逆で凄い勢いで人口が増えるというように考えているというわけです。

若し、その予想通りに人口が増えるという事になれば、それらの増えた人が金に対してどのように考えるのかという事になるのですが、まず欲しいというように考える事でしょう。

その事は、人類の歴史が示しています。

これまでの人類の歴史においては、金の取り合いであったという事もあるぐらいです。

そして、その取り合いは今でも続いているといっても良いかもしれません。

あまりにも需要が多いので、しっかりと管理をされるようになっているという事にはなっていますが、今でも世界は金の取り合いをしていることで、競争をしているとも言えるのです。

何しろ、世界の全ての人がその価値を認めているということになれば、この金を多く持った人が権力も持つことになり、支配力も手に入れるという事にもなるのは確実だからです。

◆金の投資は安全性の高いものである

更には、金は実用的な面も注目されるようになっていて、極めて高い導電性によって、電気を多く通すという事で、基板などのICの技術には欠かすことが出来ない金属ということにもなりました。

希少金属ですから大量に使用することが出来ないという事で、使用済みの基盤を集めて再利用が検討されるぐらいのモノになっているわけですから、その利用価値の高さが分かります。

一般的な金属であれば使用済みのものは捨ててお終いということになるのですが、そうすることも出来ないぐらいにもったいないというのが、この金属というわけです。

伝統工芸品などの場合においては、伸ばして使う事が出来る金属ということで、日本においては食べる事が出来るぐらいに薄くしてしまう事が出来るようなモノになっていたり、金箔として薄く貼り付けるという事をすることで、その技術を見せつける事も出来るぐらいのものにもなっています。

ですから、伝統工芸品的な実需も併せ持つという事になるわけで、既に実需がかみ合ってもいるのが、この金という存在だということです。

単に見ていて綺麗だとかいうレベルではなく、工業や商業などの業種においても欠くことが出来ない存在となっているので、その価値が無くなるという事はまず考えられません。

とすれば、これに投資をしておけば、万一のことが何かあったとしても、この投資のおかけで何とかなるというような事も考えられない事ではありません。

銀行預金では到底凌ぐ事が出来ないような危機でも金であれば何とかなるという事も考えられるわけですから、この投資が如何に安全性の高いモノとなるのかという事は分かるでしょう。

その為、コツコツ派ならば最も考えておくべき投資スタイルとも言えなくもないはずです。

最終更新日 2025年7月8日 by luizmon